小さな御神木、育てて“気“を入れる
盆栽家・中川竹春先生の連載『小さな御神木を育てる』では、黒松の育て方が紹介されています。
そのなかで、読者の方から「育ててみたいけれど、枯らしてしまうかもしれないのでためらってしまう」という声をいただきました。
たしかに、そのようなお気持ちになるのももっともなことです。
けれど、どうかご安心ください。たとえ万が一、枯れてしまったとしても、育てているあいだに込められた“気”は、その木に宿っています。ですから、その木の一部を取っておけば、御守りとして大切にしていただけるのです。
大切なのは、「気持ちを込めて育てる」こと。
その心が、御神木となる木にちゃんと伝わるのです。