吒枳尼眞天とは

今月は山茶花の御朱印です

 

今月の御朱印は、冬の花・山茶花(サザンカ)がモチーフです。

寒い中でもけなげに花を咲かせる姿には、強さとやさしさ、そして生命力を感じさせます。 中央には、吒枳尼眞天(だきにしんてん)の御印を押しています。古くから稲荷信仰とともにお祀りされ、強運・開運を導く尊天として親しまれてきました。

左上には、渋沢栄一翁の「金運向上の印」を添えています。かつて代沢稲荷が邸内社であった頃、渋沢翁は客人として屋敷をたびたび訪れたそうです。そのご縁を大切にし、今回の御朱印にも心を込めてこの印を使わせていただきました。

御朱印は一つひとつ手押しで仕上げていますので、それぞれに少しずつ違った表情があります。「これもご縁だな」と感じていただけたらうれしく思います。

現在は隔月でデザインを変えていますが、来年からは毎月の御朱印として、季節ごとの祈りをかたちにしてお届けしたいと思っています。

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