致虚極、守静篤。
(ちきょきょく、じょうじょうをまもる)
孔子
老子の「致虚極、守静篤」は、心を極限まで空にし、深い静けさを守るならば、物事の道理はおのずと浮かび上がる――という意味です。
しかし、現代では情報があふれ、会社などではコンプライアンスが手段から目的へと変質しがちな今日、私たちは本当に大切なものを見失いやすくなっています。さまざまなプレッシャーの中で「心を空にし、静けさを守る」ことは簡単ではありません。
では、どうやって心の静けさを取り戻していけばよいのでしょうか。
それは、ほんの短い時間でも構いません。神仏の前でそっと心を整えるひとときを持つことです。それだけで、絡まっていた迷いは少しずつほどけていきます。
代沢稲荷の小さなお社には、その“静けさ”が静かに満ちています。
喧騒から離れ、深く息をつき、神さま・仏さまに手を合わせると、心は澄み、自分の歩むべき道が穏やかに姿をあらわすことがあります。
静けさこそ祈りの源であり、未来をひらく力となるのです。
代沢稲荷 宮守 阿川峰哉






